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ナチュラルフードなおいしい話

小さな家庭菜園

三重県  HIGA-P  さんのおいしいお話  (2008.09.09)

かいわれだいこん。

いつからか、食卓に並びだした『新しい野菜』。

 小学5年生の時、そんな貝割れダイコンの種をもらったことがありました。 育てるのに必要なのは、プランター代わりの『豆腐のプラスチックの入れ物』と『水』と、種と一緒に入ってた『根を張らすためのスポンジ』…これだけ。

植物と言えば、小学1年生の夏休みに育てた『アサガオ』しか経験がなかったけど、『貝割れダイコン』はスクスク育ちました。

何日か経つと、スーパーで見る『貝割れダイコン』と同じ位に育ったんだ…。

しかし、なかなか食べようとしない。 いや、『食べられなかった』んです。
勿体無い! ではなく、『かわいそう』って思ってしまってたんです。

ロクに勉強もしない学習机の薄明るい蛍光灯の下で、日々成長していく『貝割れダイコン』。
完全に情のようなものが入ってしまってた。

でも、『このままスポンジで育てたところで何にもならない。その方がかわいそうなんやに。』という親の言葉に泣く泣く断髪式のようにハサミで収穫しました。
半ベソで。

その日の夕飯に、サラダに生まれ変わった姿で『貝割れダイコン』が出てきました。

うっすら涙を浮かべて、心から『ごめんな、いただきます』
と、初めて感謝などの意味を込めて『いただきます』を言いました。

すごく美味しかったと記憶してます。
今でもその時の味は、はっきり覚えています。

美味しいお話の投稿、ありがとうございました。  HIGA-Pさんいつもありがとうございます。たしかに、小さい頃、同じような気持ちになったことがありました。食べ物も生き物。その命をいただく事が食事である事を、感謝していつも食事しています。頂きます、には沢山の感謝が詰まっていますよね。

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