三重県 でく さんのおいしいお話 (2008.04.28)
うちではカミサンもワタシも仕事を持っているので、なかなか手の込んだ料理をしっかり作ってゆっくり食べる、ということが最近少なくなっています。
かといって仕事柄(ワタシは自然食品店経営、カミサンは飲食店に勤務)、レトルトやインスタントで事を済ませるのもイヤなので、イキオイ素材の味をそのまま楽しめる、鍋物や焼き物が多くなる今日この頃。
そんな中で、たまには外食を張り込もうじゃないか!とお互いのネットワークの中で仕入れた「美味い店情報」でもって、月に一回くらい評判のよさそうなレストランや和食のお店に行くのですが、、、
そこでどうしても満足できない事が一つあるのですね。
それは野菜の味わい。
そりゃあ普通の小売店の野菜よりは美味しいのだけれど、自分が仕入れてるTさんの有機野菜に比べると、やっぱり味わいがうすっぺらのような気がしてしょうがない。
だから案外、売り物のそのTさんの有機野菜、ナスやピーマンやブロッコリーやキャベツを、鉄板でただ焼いただけの、またお鍋にしただけの我が家“手抜き”料理の方が出来がいいのであります。
カミサンは、「あそこのレストランより、ワタシの野菜炒めのほうが美味しいやろ!」とおおいばりですが^^;
でもそれはよく考えるとあたりまえのことで、十数年農薬も化学肥料も使わず手塩に掛けて育てたTさんの「土」の力なのですね。
Tさん、そして土の力に感謝です。