三重県 市川 投稿者 さんのおいしいお話 (2009.05.29)
幼いころ両親が共働きだったこともあり、
父が休みの日は自分たち兄弟のために父が料理をしてくれました。
子どもの頃の好物と言ったら『ハンバーグ』・『オムライス』や『唐揚げ』が
好きで、母は子どもの好物ばかり作ってくれていましたが、父が料理をすると決まってお酒にあう料理ばかり。
残すと怒られるし、そんな父の料理が子どもながらにイヤでした。
その日は本当に嫌々食べていました。
そんな父ですが、兄や自分の誕生日の日になると休みでもないのに、仕事から早く帰ってきてステーキを焼いてくれました。
その日だけ父の料理が大好きでした。
現在今年で30歳を迎え、お酒を呑むようになり、今思い出すとイヤだった父の料理が贅沢な料理だったなと思います。今となっては一番の好物です。
自分にも子どもが出来て、小学生ぐらいになれば同じようにお酒のあう料理を今度は自分が作ってあげたいと思います。
もちろん誕生日の日はステーキを焼いて上げたいです。
市川さん、投稿ありがとうございます。そういえば、とある料理の先生が、子どもに料理をつくる事はコミュニケーションの一部だから、下手でもいいのでたまでも父親がご飯をつくってあげた方がいい、とおっしゃっていました。父親がたまに料理する姿って不思議と、印象に残っています。もうすぐ父の日、父へ料理のプレゼントもいいかもしれませんね。