三重県 団塊世代おやじ さんのおいしいお話 (2010.01.05)
今から50年近い前、私が中学生の時の話です。
母方の実家が特定郵便局だったこともあり、中学1年の時から3年間、祖父が局長を務める郵便局で年末年始の10日間は同級生2人と一緒にアルバイトをしました。
当時は中学生でもアルバイトOKだったのか、記憶は定かではありませんが、朝8時から夕方5時まで、配達区分けの作業をしていました。
アルバイトの期間を終え頂いた給料の金額は全く覚えていませんが、打ち上げのスキヤキの味は今でも鮮明に覚えています。
年明けの日曜日に局員全員の中に、我々中学生3人も混じっての盛大なスキヤキ・・・。
これは当時の我々には大変なごちそうでした。
このスキヤキ食べたさ一心で10日間、頑張ったと言ってもいいくらいです。
赤くなった炭火の七輪が幾つも用意され、我々3人でひとつの七輪を囲みます。
家で食べるスキヤキより上等の牛肉が一杯入ったスキヤキ、食べ盛りの中学生にとっては大変なごちそうでした。
これも懸命に働いた後の褒美としてのご馳走だったから格別美味しかったのかも知れません。
今の子供達にも、こうした経験をさせたいと思ったりしています。
団塊世代おやじさん、投稿ありがとうございます。アルバイトで始めてもらったお金や、初任給で最初に食べた料理などなど。自分で働いた後に食べた料理は、不思議とその時の気分と一緒に思い出される気がします。
10日間仲間と汗水流した後のスキヤキ、とても美味しそうでうすね。