東京都 吉法師 さんのおいしいお話 (2012.03.12)
数年前に渋谷に住んでいる頃、良く行った蕎麦居酒屋がありました。
夜遅くまでやっているし、蕎麦は美味しく、つまみも豊富であった
ため、よく来たものですが、注文を取るのにややストレスを感じる
のが玉に瑕でした。
原因は深夜の注文担当である店長で、彼は空になったグラスを
丁寧に下げる際に、ドリンクのお代りを尋ねてくれないという
不思議な習性を持っていました。
しかし、この店には素晴らしい人材がいました。
その店員はインド系の女性で「いつもありがとうございます」と2回程度しか会ったことがない私にも
笑顔で声をかけてくれるステキな人です。
おもてなしと言えば、日本が世界に自慢できるサービスですが、人を気分よくさせるのに、難しい技術は
必ずしも必要ないですね。
やはりハートありきなのだと感じました。
この女性店員は人に楽しんで貰いたいという気持ちがベースにあって、人が楽しんでいるのを見て
彼女自身も楽しめる人なのでしょう。
日本の蕎麦をインドの人の接客で美味しくいただけた、この日は記憶にしっかり残っているのです。
吉法師さん、投稿ありがとうございます。やはり人に喜んでもらいたい、と言う気持ちは世界共通ですね。